アカデミー賞

受賞

受賞 作品賞
監督賞
ピーター・ジャクソン
脚色賞
ピーター・ジャクソン、フィリッパ・ボウエン、フラン・ウォルシュ
編集賞
ジェイミー・セルカーク
美術賞
グラント・メイジャー、アラン・リー
衣装デザイン賞
ナイラ・ディクソン
メイクアップ賞
リチャード・テイラー
作曲賞
ハワード・ショア
歌曲賞
フランシス・ウォルシュ、ハワード・ショア、アニー・レノックス
音響賞
クリストファー・ボイズ、マイケル・セマニック、マイケル・ヘッジス、ハモンド・ピーク
視覚効果賞
ジム・ライジール、ジョー・レッテリ、ランダル・ウィリアム・クック、アレック・フンケ

映画「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」とは

世界を破滅させる指輪を巡る旅の仲間達の冒険を描いたファンタジー。英国のファンタジー小説「指輪物語」が原作。

3部作の完結編。完結編にふさわしいスケール感が絶賛された。キャラクターそれぞれのドラマ展開も見事。シリーズ映画の完結編だけが作品賞に輝くのは初めてだった。

3時間23分の長尺。見せ場は数々ある。実写とCGを併用した戦闘シーン、フロド(イライジャ・ウッド)とサム(ショーン・アスティン)の深い絆(きずな)、アラゴルン(ヴィゴ・モーテンセン)とアルウェン(リヴ・タイラー)の恋の行方…。

中でも指輪の前の持ち主、ゴラム(アンディ・サーキス)は見逃せない。俳優の動きや表情をもとにフルCGで描いたキャラクターで、過去の秘密も明かされる。

各登場人物の内面を深く描いたのが、前2作との違い。

戦いの経験がないのに勇気を振り絞って剣を取るフロドの仲間たち。権力のためではなく、平和のために王として母国への帰還を決意するゴンドールの王の子孫アラゴルン…。彼らの姿が物語に厚みを与えた。

【戦闘シーン】 壮大な戦闘シーンでは、互いに相手の戦術を上回る多彩な攻撃を次々に繰り出し、飽きさせることがない。

【あらすじ】指輪を捨てるため、滅びの山を目指すフロド(イライジャ・ウッド)たち。冥王(めいおう)との戦いで仲間はばらばらに。人間の王国でも王位を巡る争いが起きる。

【原作】原作の「指輪物語」は、英語学者でオックスフォードの教授だったJ・R・R・トールキンが、1954-55年に発表したファンタジー小説の大長篇。1960年代にアメリカで爆発的に読まれて以来、20世紀後半の文化に大きな影響を与え、これがなければ「スター・ウォーズ」も「ドラゴンクエスト」もなかったとまで言われている。



動画

ネット配信(ストリーミング)

「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」は、Amazonビデオでストリーミング配信されています。

Amazonビデオ(Prime Video)
<字幕版>

字幕版はこちら→

<吹替版>

吹替版はこちら→

予告編