歴代の受賞者

2020年代の助演女優賞

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2020年代 | 2010年代↓

助演女優賞
受賞 ノミネート
2024 デバイン・ジョイ・ランドルフ
「ホールドオーバーズ」

デバイン・ジョイ・ランドルフ

学食の料理人を演じた。 最愛の息子をベトナム戦争で失って初めて迎えたクリスマス。 自分と同じく休校中の学校に居残った教師(ポール・ジアマッティ)や生徒(ドミニク・セッサ)が繰り広げるドタバタに、じわじわと巻き込まれていく役柄。

母性と芯の強さを体現

自身が喪失感にさいなまれながらも、 さりげない優しさとユーモアで他の2人を温め、お互いの理解を助けていく母性を絶妙に表現。 愛らしさと芯の強さが観客の感動を呼んだ。

いきなりトニー賞

1986年5月、米東部フィラデルフィア生まれ。 地元の大学で演劇を学んだ後、 名門イエール大学院に進み、演劇で修士号をとった。 ミュージカル版「ゴースト」で役者デビューを飾り、 いきなりトニー賞の助演女優賞にノミネートされた。

歌唱力も抜群

2019年、エディ・マーフィ主演映画「ルディ・レイ・ムーア」(Netflix)で、大柄な芸人を熱演。ド迫力の歌唱力もあいまって、一躍脚光を浴びた。 今回の賞レースでは前哨戦を負け知らずで独走した。

作品説明へ

【前哨戦での受賞】
・SAGアワード(俳優組合賞)
・クリティクス・チョイス賞
・英国アカデミー賞
・ゴールデングローブ賞
・米国映画評議会議賞(NBR)
・全米映画批評家協会賞(NSFC)
・ニューヨーク批評家賞
・ロサンゼルス批評家賞
・シカゴ批評家賞
・ボストン批評家賞
・ワシントン批評家賞
・アトランタ批評家賞
・ミシガン批評家賞
・フィラデルフィア批評家賞
・セントルイス批評家賞
・フェニックス批評家賞

<受賞スピーチ▼>

動画集を開く▼ <登場シーン▼>


<「ルディ・レイ・ムーア」での歌唱シーン▼>


<ゴールデングローブ賞の受賞スピーチ▼>

  • エミリー・ブラント
    「オッペンハイマー」
    エミリー・ブラント


  • ジョディ・フォスター
    「ナイアド~その決意は海を越える」
    ジョディ・フォスター
    5回目のノミネート。助演としては2回目で、1977年に「タクシードライバー」でノミネートされて以来、実に47年ぶり。同じ部門でのノミネートとしてオスカー史上最も長い間隔となった。
    【配信:ネトフリ


  • アメリカ・フェレーラ
    「バービー」
    アメリカ・フェレーラ
    ※テレビ「アグリー・ベティ」で有名。今作でのスピーチのシーンが大きな感動を呼んだ。


  • ダニエル・ブルックス
    「カラーパープル」
    ダニエル・ブルックス

2023 ジェイミー・リー・カーティス

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」

ジェイミー・リー・カーティス

税務署の職員をコミカルに演じた。主演ミシェル・ヨーのカウンター役として独特な存在感を発揮。笑いと泣きのシーンに厚みをもたせ、娯楽性を高めた。

ホラー映画の金字塔「ハロウィン」(1978年)で女子高生役として銀幕デビューして以来、ホラーやコメディで活躍を続けてきた。今回初のオスカーノミネートを果たした。

賞レースでは、エブエブ組のチアリーダーとして陣営を大いに盛り上げた。64歳。両親ともに俳優の生粋ハリウッド人。

【前哨戦での受賞】
・SAGアワード(俳優組合賞)
・ネバダ批評家賞

<受賞スピーチ▼>


<SAGの受賞スピーチ▼>


  • アンジェラ・バセット
    「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」
    アンジェラ・バセット
    ※映画「TINA」(1993年)で大物歌手ティナ・ターナーを演じて主演女優賞にノミネートされて以来、29年ぶりの候補入りを果たした。
    続き▼ この間、「マルコムX」「ボーイズン・ザ・フッド」「ノトーリアス・B.I.G」など重要な黒人映画に出演し、ハリウッドの多様性を支えてきた。初代「ブラックパンサー」では主人公(チャドウィック・ボーズマン)の母親役に。ボーズマン亡き後の続編となった今作では、王国を率いる女王役として申し分のない貫禄と存在感を発揮した。マーベル映画として初めての俳優部門ノミネート。64歳。
    【前哨戦での受賞】
    ・クリティック・チョイス賞
    ・ゴールデングローブ賞
    ・ハリウッド批評家賞


  • ケリー・コンドン
    「イニシェリン島の精霊」
    ケリー・コンドン
    ※主人公の妹を演じた。田舎の島で同居の兄を優しく支えながら、聡明さをにじませるキャラクター。マーティン・マクドナー監督とは、18歳のときに舞台演劇に出演して以来の仕事仲間。アイルランド人。40歳。
    【前哨戦での受賞】
    ・英国アカデミー賞
    ・全米映画批評家協会賞(NSFC)
    ・ボストン批評家賞
    ・ワシントン批評家賞
    ・シカゴ批評家賞
    ・ヒューストン批評家賞


  • ステファニー・シュー
    「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」
    ステファニー・シュー
    ※虚無主義を提唱する特異なキャラクターをシニカルに表現し、見せ場をつくった。移民2世の人物像をリアルに好演。若者からカルト的な支持を集めた。32歳。主にテレビや舞台で活躍した後、本作で大ブレイクした。母親が台湾からの移民。


  • ホン・チャウ
    「ザ・ホエール」
    ホン・チャウ
    ※引きこもりの主人公(ブレンダン・フレイザー)が唯一心を許す友人を演じた。ベトナム系。難民キャンプで生まれ、家族で米国に移住した。「ダウンサイズ」(2017年)でSAG助演女優賞ノミネート。43歳。

2022 アリアナ・デボーズ

「ウエスト・サイド・ストーリー」

 アリアナ・デボーズ

1961年のオリジナル版で同じ役を演じたリタ・モレノに続く二代での受賞。

優れたキャスト陣の中でもひときわ輝く存在感。圧巻のダンスシーンは映画で最大の見せ場の一つとなり、挿入歌「アメリカ」の伝説を新しいステージへと引き上げた。

希望から悲しみへの感情の移ろいを見事に表現するとともに、本作のテーマの一つである「女性のたくましさ」を体現した。

31歳。これまでは主に舞台で活躍。本作が本格的な映画デビューとなった。

性的少数派(クィア)を公表している有色人種の女性として初めての受賞という。アフロ・ラテン系としても貴重な勝利となった。

<受賞スピーチ▼>

作品紹介→

 予告編(デボーズ版)→

 作品一覧(英語wiki)→

2021 ユン・ヨジョン

「ミナリ」

ユン・ヨジョン

韓国映画界の発展を長年にわたって引っ張ってきた大物女優。
本作では、破天荒なおばあちゃん役を演じた。 韓国語にブロークン英語を交えたコミカルな芝居。 顔の表情やしぐさも含めて、超ベテランならではの名演で笑いと涙を誘った。

韓国人として俳優部門での初受賞。 前年のポン・ジュノ監督(パラサイト)に続く韓国映画界の栄冠。 アジア人の俳優部門の受賞は、1985年にハイン・ニョール(カンボジア人)が「キリング・フィールド」で助演男優賞を受賞して以来、36年ぶり。

授賞式でのスピーチも好評だった。

当初は混戦と見られていたが、SAGアワード(全米俳優組合賞)や英国アカデミー賞など次々と勝利。終盤で勢いに乗った。

<受賞スピーチ▼>

作品紹介→

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 映画のシーン→
2020 ローラ・ダーン

「マリッジ・ストーリー」

ローラ・ダーン

離婚専門の攻撃的な弁護士を、リアルに演じた。 モデルとなったセレブご用達の離婚弁護士ローラ・ワッサーの百戦錬磨ぶりが見事に表現されている。 とりわけ最初の法律相談や法廷でのシーンの演技は極めて評判が良かった。

3度目のノミネートで初の受賞となった。 「ランブリング・ローズ」で初めて候補になったのは1992年。 2015年には「わたしに会うまでの1600キロ」でリース・ウィザースプーンの母親役を演じ、再び候補入りしていた。

俳優の組合活動にも熱心で、業界内での信頼が厚い。 「ジュラシック・パーク」シリーズに一作目から登場し、日本の一般の人たちにもお馴染み。

両親はいずれも俳優。 父親のブルース・ダーンは、「帰郷」(1978年)と「ネブラスカ」「ふたつの心をつなぐ旅」(2013年)でオスカーに2度ノミネートされた。母親のダイアン・ラッドは「アリスの恋」「ワイルド・アット・ハート」「ランブリング・ローズ」で3度ノミネート。いずれも受賞はなかった。

<受賞スピーチ▼>

作品紹介→

 作品一覧→
  • マーゴット・ロビー
    「スキャンダル」
     作品一覧→
  • スカーレット・ヨハンソン
    「ジョジョ・ラビット」
     作品一覧→
  • フローレンス・ピュー
    「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」
     作品一覧→
  • キャシー・ベイツ
    「リチャード・ジュエル」
     作品一覧→

2010年代の助演女優賞

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助演女優賞
受賞 ノミネート
2019 レジーナ・キング

「ビール・ストリートの恋人たち」

レジーナ・キング

初のノミネートで受賞を果たした。30年にわたる映画界とテレビ界での輝かしいキャリアが、ついにオスカーの栄冠をもたらした。

1971年1月、ロサンゼルス生まれ。父親は電気技師、母親は教師。高校生でテレビドラマに出演し始めた。

1990年代初頭に「ボーイズン・ザ・フッド」「ポエティック・ジャスティス」といった人気黒人映画に出演。1996年のトム・クルーズ主演映画「ザ・エージェント」で知名度をさらに広げた。2004年のレイ・チャールズ伝記映画「Ray」ではSAGアワードの助演女優賞にノミネートされた。

今回の賞レースでは、最大のライバルと見られていたエミリー・ブラント(クワイエット・プレイス)がノミネートから漏れた(SAGアワードではブラントが勝利していた)。これにより、圧倒的な有力候補となった。

本作の監督のバリー・ジェンキンスは2年前、「ムーンライト」で作品賞に輝いた。公民権運動で重要な役割を果たした作家ジェームズ・ボールドウィンの小説が原作。ジェンキンス監督は以前から原作小説の映画化を切望していた。異例ながら、著作権者から映画化の許可を得る前に脚本を書いた。

<受賞スピーチ▼>
  • レイチェル・ワイズ
    「女王陛下のお気に入り」
  • エマ・ストーン
    「女王陛下のお気に入り」
  • エイミー・アダムス
    「バイス」
  • マリーナ・デ・タビラ
    「ROMA/ローマ」
2018 アリソン・ジャニー
「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」

 受賞スピーチ→
  • メアリー・J・ブライジ(マッドバウンド 哀しき友情)
  • ローリー・メトカーフ(レディ・バード)
  • オクタビア・スペンサー(シェイプ・オブ・ウォーター)
  • レスリー・マンビル(ファントム・スレッド)
2017 バイオラ・デイビス
「フェンス」

 作品一覧→

 受賞スピーチ→
  • ミシェル・ウィリアムズ
    「マンチェスター・バイ・ザ・シー」
  • ナオミ・ハリス
    「ムーンライト」
  • ニコール・キッドマン
    「LION/ライオン 25年目のただいま」
  • オクタビア・スペンサー
    「ドリーム」
2016 アリシア・ビカンダ
「リリーのすべて」

主人公リリーの妻を演じた。 夫リリーは、20世紀前半に世界初の性別適合手術を受け、女性として生きる道を選ぶ。 ビカンダが演じる妻ゲルダは、男性としての夫を失う悲しみに引き裂かれながらも、リリーを支える。

 作品一覧→

 受賞スピーチ→
  • ルーニー・マーラ
    「キャロル」
  • レイチェル・マクアダムス
    「スポットライト 世紀のスクープ」
  • ジェニファー・ジェイソン・リー
    「ヘイトフル・エイト」
  • ケイト・ウィンスレット
    「スティーブ・ジョブズ」
2015 パトリシア・アークエット
「6才のボクが、大人になるまで。」

 作品一覧→

 受賞スピーチ→
  • ローラ・ダーン
    「わたしに会うまでの1600キロ」
  • エマ・ストーン
    「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡」」
  • メリル・ストリープ
    「イントゥ・ザ・ウッズ」
  • キーラ・ナイトレイ
    「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」
2014 ルピタ・ニョンゴ
「それでも夜は明ける」

 作品一覧→

 受賞スピーチ→
  • ジェニファー・ローレンス
    「アメリカン・ハッスル」
  • サリー・ホーキンス
    「ブルージャスミン」
  • ジューン・スキッブ
    「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」
  • ジュリア・ロバーツ
    「8月の家族たち」
2013 アン・ハサウェイ
「レ・ミゼラブル」

 作品一覧→

 受賞スピーチ→
  • サリー・フィールド
    「リンカーン」
  • ジャッキー・ウィーバー
    「世界にひとつのプレイブック」
  • ヘレン・ハント
    「セッションズ」
  • エイミー・アダムス
    「ザ・マスター」
2012 オクタビア・スペンサー
「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」

人種差別を背景にした作品で、理不尽な扱いを受けながらもユーモアに富んだ黒人メードを演じた。

 作品一覧→

 受賞スピーチ→
  • ベレニス・ベジョ
    「アーティスト」
  • ジェシカ・チャステイン
    「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」
  • メリッサ・マッカーシー
    「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」
  • ジャネット・マクティア
    「アルバート氏の人生」
2011 メリッサ・レオ
「ザ・ファイター」

 作品一覧→

 受賞スピーチ→
  • エイミー・アダムス
    「ザ・ファイター」
  • ヘレナ・ボナム・カーター
    「英国王のスピーチ」
  • ヘイリー・スタインフェルド
    「トゥルー・グリット」
  • ジャッキー・ウィーバー
    「アニマル・キングダム」
2010 モニーク
「プレシャス」

 作品一覧→

 受賞スピーチ→
  • べネロぺ・クルス
    「ナイン」
  • ヴェラ・ファーミゴ
    「マイレージ、マイライフ」
  • マギー・ギレンホール
    「クレイジー、ハート」
  • アナ・ケンドリック
    「マイレージ、マイライフ」

2000年代の助演女優賞

 | 2009 | 2008 | 2007 | 2006 | 2005 | 2004 | 2003 | 2002 | 2001 | 2000 | 

2010年代↑ | 2000年代 | 1990年代↓

助演女優賞
受賞 ノミネート
2009 ペネロペ・クルス
(それでも恋するバルセロナ)
  • エイミー・アダムス(ダウト -あるカトリック学校で-)
  • マリサ・トメイ(レスラー)
  • タラジ・P・ヘンソン(ベンジャミン・バトン 数奇な人生)
  • ヴァイオラ・デイヴィス(ダウト -あるカトリック学校で-)
2008 ティルダ・スウィントン
(フィクサー)
  • ケイト・ブランシェット(アイム・ノット・ゼア)
  • ルビー・ディー(アメリカン・ギャングスター)
  • シアーシャ・ローナン(つぐない)
  • エイミー・ライアン(ゴーン・ベイビー・ゴーン)
2007 ジェニファー・ハドソン
(ドリームガールズ)
  • アドリアナ・バラッザ(バベル)
  • ケイト・ブランシェット(あるスキャンダルの覚え書き)
  • アビゲイル・プレスリン(リトル・ミス・サンシャイン)
  • 菊地凛子(バベル)
2006 レイチェル・ワイズ
(ナイロビの蜂)
  • エイミー・アダムス(ジューンバック)
  • キャサリン・キーナー(カポーティ)
  • フランシス・マクドーマン(スタンドアップ)
  • ミシェル・ウィリアムス(ブロークバック・マウンテン)
2005 ケイト・ブランシェット
(アビエイター)
  • ローラ・リニー(愛についてのキンゼイ・レポート)
  • ヴァージニア・マドセン(サイドウェイ)
  • ソフィー・オコネドー(ホテル・ルワンダ)
  • ナタリー・ポートマン(クローサー)
2004 レネー・ゼルウェガー
(コールド・マウンテン)

アメリカ南北戦争末期の流れ者の女性を好演した。一見粗野だが繊細な感受性の持ち主のキャラクターを、レネー独特の泣き笑いの表情、哀愁漂う迫真の演技で見事に表現した。

本作の原作を読んだ直後から、物語に魅了され、自ら映画化権を買うことも考えた。だが、すぐに権利が高騰したため、手が届かなかったという。「イングリッシュ・ペイシェント」で知られるアンソニー・ミンゲラ監督。主演男優賞候補のジュード・ロウなど6部門でノミネート。壮大な自然の中で描かれ、21世紀版「風と共に去りぬ」とも呼ばれる究極のラブストーリー。レネーの役柄は生命力に満ちており、お嬢様育ちの主人公(ニコール・キッドマン)が自活できるよう導く重要な役。

1969年4月25日、テキサス生まれ。スイス人の父とノルウェー人の母を持つ。

テキサス大学でラジオ・テレビ・フィルム専攻。在学中にCMに出演して、女優の道へ。 1993年「バッド・チューニング」で映画デビュー。 独立系の映画で経験を積んだ。

27歳のときトム・クルーズ主演の「ザ・エージェント」(1996年)で、ヒロイン役に抜擢される。 会社の冷酷なやり方に反発してクビになってしまった腕利きスポーツ・エージェント(トム・クルーズ)に、たった一人味方となってついていくシングル・マザーのOL役を好演。大ブレイクした。普通の女性っぽさが大うけした。

2000年の「ベティ・サイズモア」でゴールデングローブ主演女優賞を獲得。

2002年、現代女性の悩みや願望をコミカルに描いた「ブリジット・ジョーンズの日記」で、 オスカー主演女優賞候補にノミネートされた。 ダイエットに焦る主人公をリアルに演じるため、増量して撮影に臨んだ。 英ロンドンに住む架空の30代独身女性の日常をつづった原作は、 若い女性を中心に大反響を呼び、多くの国でベストセラーとなっていた。 「テキサス生まれのハリウッド女優が、ロンドン女性を演じられるのか」と不安視する声もあったが、 イギリス英語を特訓し、ロンドンOLのたしなみを学ぶため、2週間お忍びで出版社に勤務するなど、 徹底した役づくりを実践。見事に期待にこたえた。

翌年の2003年も「シカゴ」で2年連続の主演女優賞ノミネートを果たす。 シカゴは1920年代を舞台にしたミュージカルで、 情夫を殺害しながら、やり手の弁護士(リチャード・ギア)らの助けを得て巧みな演技でマスコミや法廷を味方につけ、無罪を勝ち取るという“悪女”を演じた。ダンスや歌の経験はなく、ミュージカルは「未知の領域」だったが、稽古を重ねて克服した。
  • ホリーハンター(サーティーン あの頃欲しかった愛のこと)
    1993年「ピアノ・レッスン」で主演女優賞の受賞歴。多感な10代の娘の反抗に悩むシングルマザーを演じた。
  • マーシャ・ゲイ・ハーデン(ミスティック・リバー)
    2000年「ポロック」で助演女優賞に。ニューヨーク大大学院でも学んだ才女。
  • パトリシア・クラークソン(エイプリルの七面鳥)
    単館系の低予算作品ながら、頑固な母親役を好演し、候補入りを果たした。
  • ショーレー・アグダシュルー(砂と霧の家)
    イラン人。辛抱強い妻を好演。LA批評家協会賞、NY批評家協会賞を受賞。
2003 キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
(シカゴ)
  • キャシー・ベイツ(アバウト・シュミット)
  • メリル・ストリープ(アダプテーション)
  • ジュリアン・ムーア(めぐりあう時間たち)
  • クイーン・ラティファ(シカゴ)
2002 ジェニファー・コネリー
(ビューティフル・マインド)
  • マギースミス(ゴスフォード・パーク)
  • ヘレン・ミレン(ゴスフォード・パーク)
  • マリサ・トメイ(イン・ザ・ベッドルーム)
  • ケイト・ウィンスレット(アイリス)
2001 マーシャ・ゲイ・ハーデン
(ポロック 2人だけのアトリエ)
  • ジュディ・デンチ(ショコラ)
  • フランシス・マクドーマンド(あの頃ペニー・レインと)
  • ケイト・ハドソン(あの頃ペニー・レインと)
  • ジュリー・ウォルターズ(リトルダンサー)
2000 アンジェリーナ・ジョリー
(17歳のカルテ)
  • トニ・コレット(シックス・センス)
  • クロエ・セヴィニー(ボーイズ・ドント・クライ)
  • キャサリン・キーナー(マルコヴィッチの穴)
  • サマンサ・モートン(ギター弾きの恋)

1990年代の助演女優賞

 | 1999 | 1998 | 1997 | 1996 | 1995 | 1994 | 1993 | 1992 | 1991 | 1990 | 

2000年代↑ | 1990年代 | 1980年代↓

助演女優賞
受賞 ノミネート
1999 ジュディ・デンチ
(恋におちたシェイクスピア)
  • ブレンダ・プレンシ(リトル・ヴォイス)
  • リン・レッド・グレーヴ(ゴッド・アンド・モンスター)
  • レイチェル・グリフィッス(ほんとうのジャックリーヌ・デュ・プレ)
  • キャシー・ベイツ(パーフェクト・カップル)
1998 キム・ベイシンガー
(LA.コンフィデンシャル)
  • ミニー・ドライバー(グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち)
  • ジョーン・キューザック(イン&アウト)
  • ジュリアン・ムーア(ブギー・ナイツ)
  • グロリア・スチュアート(タイタニック)
1997 ジュリエット・ビノッシュ
(イングリッシュ・ペイシェント)
  • マリアンヌ・ジャン=バプティスト(秘密と嘘)
  • ローレン・パコール(マンハッタン・ラプソディ)
  • バーバラ・ハーシー(ある貴婦人の肖像)
  • ジョアン・アレン(クルーシブル)
1996 ミラ・ソルヴィーノ
(誘惑のアフロディーテ)
  • ジョアン・アレン(ニクソン)
  • キャスリーン・クインラン(アポロ13)
  • メア・ウィニンガム(ジョージア)
  • ケイト・ウィンスレット(いつか晴れた日に)
1995 ダイアン・ウィースト
(ブロードウェイと銃弾)
  • ローズマリー・ハリス(愛しすぎて/詩人の妻)
  • ユマ・サーマン(パルプ・フィクション)
  • ジェニファー・ティリー(ブロードウェイと銃弾)
  • ヘレン・ミレン(英国万歳!)
1994 アンナ・パキン
(ピアノ・レッスン)

ニュージーランド生まれの11歳の子役(撮影当時は九歳)。映画初出演だった。主人公の娘を演じた。主演女優ホリー・ハンターとダブル受賞だった。

投票の対象とならない名誉賞を除くとオスカー史上2番目の若さでの受賞者となった。 最年少記録は10歳で「ペーパー・ムーン」(1973年)での助演女優賞を受けたテータム・オニール。
  • ホリー・ハンター(ザ・ファーム/法律事務所)
  • ロージー・ペレス(フィアレス)
  • ウィノナ・ライダー(エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事)
  • エマ・トンプソン(父の祈りを)
1993 マリサ・トメイ
(いとこのビニー)
  • ミランダ・リチャード(ダメージ)
  • ジュディ・デイビス(夫たち、妻たち)
  • ジョーン・プロウライト(魅せられて四月)
  • ヴァネッサ・レッドグレーブ(ハワーズ・エンド)
1992 マーセデス・ルール
(フィッシャー・キング)
  • ダイアン・ラッド(ランプリング・ローズ)
  • ジュリエット・ルイス(ケープ・フィアー)
  • ジェシカ・ダンディ(フライド・グリーン・トマト)
  • ケイト・ネリガン(サウス・キャロナイナ/愛と追憶の彼方)
1991 ウーピー・ゴールドパーグ
(ゴースト/ニューヨークの幻)
  • ロレイン・ブラッコ(グッドフェローズ)
  • アネット・ベニング(グリフターズ/詐欺師たち)
  • ダイアン・ラッド(ワイルド・アット・ハート)
  • メアリー・マクドネル(ダンス・ウィズ・ウルブス)
1990 プレンダ・フリッカー
(マイ・レフトフット)
  • アンジェリカ・ヒューストン(敵、ある愛の物語)
  • レナ・オリン(敵、ある愛の物語)
  • ダイアン・ウィースト(パックマン家の人々)
  • ジュリア・ロバーツ(マグノリアの花たち)

1980年代の助演女優賞

 | 1989 | 1988 | 1987 | 1986 | 1985 | 1984 | 1983 | 1982 | 1981 | 1980 | 

1990年代↑ | 1980年代 | 1970年代↓

助演女優賞
受賞 ノミネート
1989 ジーナ・デェビス
(偶然の旅行者)
  • シガニー・ウィーパー(ワーキング・ガール)
  • ジョーン・キューザック(ワーキング・ガール)
  • ミッシェル・ファイファー(危険な関係)
  • フランシス・マクドーマン(ミシシッピー・バーニング)
1988 オリンピア・デュカキス
(月の輝く夜に)
  • アン・ラムジー(鬼ママを殺せ)
  • ノルマ・アレアンドロ(ギャピー、愛は全てを超えて)
  • アン・サザーン(八月の鯨)
  • アン・アーチャー(危険な情事)
1987 ダイアン・ウィースト
(ハンナとその姉妹)
  • パイパー・ローリー(愛は静けさの中に)
  • テス・ハーパー(ロンリー・ハート)
  • マギー・スミス(眺めのいい部屋)
  • メアリー・エリザベス・マストラントニオ(ハスラー2)
1986 アンジェリカ・ヒューストン
(女と男の名誉)
  • メグ・ティリー(アグネス)
  • エイミーマディガン(燃えてふたたび)
  • オブラ・ウィンフリー(カラーパープル)
  • マーガレット・エイブリー(カラーパープル)
1985 ペギー・アシュクロフト
(インドへの道)
  • ジェラルディン・ペイジ(悪の華/パッショネイト)
  • クリスティーン・ラーチ(スイング・シフト)
  • グレン・クローズ(ナチュラル)
  • リンゼイ・クローズ(プレイス・イン・ザ・ハート)
1984 リンダ・ハント
(危険な年)
  • シェール(シルクウッド)
  • グレン・クローズ(再会の時)
  • アルフレ・ウッダード(クロスクリーク)
  • エイミー・アーヴィング(愛のイエントル)
1983 ジェシカ・ラング
(トッツィー)
  • グレン・クローズ(ガープの世界)
  • キム・スタンレー(女優フランシス)
  • レスリー・アン・ウォーレン(ビクター/ビクトリア)
  • テリー・ガー(トッツイー)
1982 モーリン・ステイプルトン
(レッズ)
  • メリアン・ディロン(スクープ・悪意の不在)
  • ジョーン・ハケット(泣かないで)
  • エリザベス・マクガバン(ラグタイム)
  • ジェーン・フォンダ(黄昏)
1981 メアリー・スティーンバージョン
(メルビンとハワード)
  • キャシー・モリアーティ(レイジング・ブル)
  • アイリーン・ブレナン(プライベート・ベンジャミン)
  • ダイアナ・スカーウッド(サンフランシスコ物語)
  • アイリーン・ブレナン(レザレクション/復活)
1980 メリル・ストリープ
(クレイマー・クレイマー)

後にオスカーの記録を塗り替える大女優にとって、記念すべき初の受賞。

家庭に息苦しさを感じた女性が一度は息子を置いて家を出たものの、夫から子供を取り返そうとする。
  • ジェーン・アレクサンダー(クレイマー・クレイマー)
  • キャンディス・バーゲン(結婚ゲーム)
  • マリエル・ヘミングウェイ(マンハッタン)
  • バーバラ・バリー(ヤング・ゼネレーション)

1970年代の助演女優賞

 | 1979 | 1978 | 1977 | 1976 | 1975 | 1974 | 1973 | 1972 | 1971 | 1970 | 

1980年代↑ | 1970年代 | 1960年代↓

助演女優賞
受賞 ノミネート
1979 マギー・スミス
(カリフォルニア・スイート)
  • モーリン・ステイプルトン(インテリア)
  • ペネロープ・ミルフォード(帰郷)
  • メリル・ストリープ(ディア・ハンター)
  • ダイアン・キャノン(天国から来たチャンピオン)
1978 ヴァネッサ・レッドグレイブ
(ジュリア)
  • レスリー・ブラウン(愛と喝采の日々)
  • クィン・カミングス(グッバイガール)
  • チューズデイ・ウェルド(ミスター・グッドバーを探して)
  • メリンダ・ディロン(未知との遭遇)
1977 ビアトリス・ストレイト
(ネットワーク)
  • パイパー・ローリー(キャリー)
  • リー・グラント(さすらいの航海)
  • ジェーン・アレクサンダー(大統領の陰謀)
  • ジョディ・フォスター(タクシードライバー)
1976 リー・グラント
(シャンプー)
  • ブレンダ・ヴァッカロ(いくたびか美しく燃え)
  • シルヴィア・マイルズ(さらば愛しき女よ)
  • リリー・トムリン(ナッシュビル)
  • ロニー・ブレイクリー(ナッシュビル)
1975 イングリッド・バーグマン
(オリエント急行殺人事件)
  • ダイアン・ラッド(アリスの恋)
  • ヴァレンティナ・コルテーゼ(映画に愛をこめてアメリカの夜)
  • タリア・シャイア(ゴッドファーザーPART2)
  • マデリーン・カーン(ブレージングサドル)
1974 テイタム・オニール
(ペーパー・ムーン)
  • キャンディ・クラーク(アメリカン・グラフィティ)
  • リンダ・ブレア(エクソシスト)
  • マデリーン・カーン(ペーパー・ムーン)
  • シルヴィア・シドニー(Summer Wishes, Winter Dreams)
1973 アイリーン・ヘッガート
(バタフライはフリー)
  • ジェラルディン・ペイジ(おかしな結婚)
  • スーザン・ティレル(ゴングなき戦い)
  • ジーニー・バーリン(ふたり自身)
  • シェリー・ウィンタース(ポセイドン・アドベンチャー)
1972 クロリス・リーチマン
(ラスト・ショー)
  • アン=マーグレット(愛の狩人)
  • バーバラ・ハリス(ケラーマン)
  • マーガレット・レイトン(恋)
  • エレン・バースティン(ラスト・ショー)
1971 ヘレン・ヘイズ
(大空港)
  • モーリン・ステイプルトン(大空港)
  • カレン・ブラック(ファイブ・イージー・ピーセス)
  • サリー・ケラーマン(M★A★S★Hマッシュ)
  • リー・グラント(真夜中の青春)
1970 ゴールディ・ホーン
(サボテンの花)
  • キャシー・バーンズ(去年の夏)
  • スザンナ・ヨーク(ひとりぼっちの青春)
  • ダイアン・キャノン(ボブ&キャロル&テッド&アリス)
  • シルヴィア・マイルズ(真夜中のカーボーイ)

1960年代の助演女優賞

 | 1969 | 1968 | 1967 | 1966 | 1965 | 1964 | 1963 | 1962 | 1961 | 1960 | 

1970年代↑ | 1960年代 | 1950年代↓

助演女優賞
受賞 ノミネート
1969 ルース・ゴードン
(ローズマリーの赤ちゃん)
  • ソンドラ・ロック(愛すれど心さびしく)
  • ケイ・メドフォード(ファニー・ガール)
  • リン・カーリン(フェイシズ)
  • エステル・パーソンズ(レーチェル レーチェル)
1968 エステル・パーソンズ
(俺たちに明日はない)
  • キャサリン・ロス(卒業)
  • ミルドレッド・ナトウィック(裸足で散歩)
  • ビア・リチャーズ(招かれざる客)
  • キャロル・チャニング(モダン・ミリー)
1967 サンディ・デニス
(バージニア・ウルフなんかこわくない)
  • ヴィヴィエン・マーチャント(アルフィー)
  • ジェラルディン・ペイジ(大人になれば…)
  • ジョスリン・ラガード(ハワイ)
  • ウェンディ・ヒラー(わが命つきるとも)
1966 シェリー・ウィンタース
(いつか見た青い空)
  • マギー・スミス(オセロ)
  • ジョイス・レッドマンオセロ)
  • ペギー・ウッド(サウンド・オブ・ミュージック)
  • ルース・ゴードン(サンセット物語)
1965 リラ・ケドロヴァ
(その男ゾルバ)
  • グレイソン・ホール(イグアナの夜)
  • イーディス・エヴァンス(ドーヴァーの青い花)
  • アグネス・ムーアヘッド(ふるえて眠れ)
  • グラディス・クーパー(マイ・フェア・レディ)
1964 マーガレット・ラザフォード
(予期せぬ出来事)
  • イーディス・エヴァンス(トム・ジョーンズの華麗な冒険)
  • ダイアン・シレント(トム・ジョーンズの華麗な冒険)
  • ジョイス・レッドマン(トム・ジョーンズの華麗な冒険)
  • リリア・スカラ(野のユリ)
1963 パティ・デューク
(奇跡の人)
  • メアリー・バダム(アラバマ物語)
  • アンジェラ・ランズベリー(影なき狙撃者)
  • シャーリー・ナイト(渇いた太陽)
  • セルマ・リッター(終身犯)
1962 リタ・モレノ
(ウエスト・サイド物語)
  • フェイ・ベインター(噂の二人)
  • ウナ・マーケル(肉体のすきま風)
  • ジュディ・ガーランド(ニュールンベルグ裁判)
  • ロッテ・レーニャ(ローマの哀愁)
1961 シャーリー・ジョーンズ
(エルマー・ガントリー/魅せられた男)
  • シャーリー・ナイト(階段の上の暗闇)
  • ジャネット・リー(サイコ)
  • グリニス・ジョンズ(サンダウナーズ)
  • メアリー・ユーア(息子と恋人)
1960 シェリー・ウィンタース
(アンネの日記)
  • ハーマイアニ・バドリー(年上の女)
  • スーザン・コーナー(悲しみは空の彼方に)
  • ファニタ・ムーア(悲しみは空の彼方に)
  • セルマ・リッター(夜を楽しく)

1950年代の助演女優賞

 | 1959 | 1958 | 1957 | 1956 | 1955 | 1954 | 1953 | 1952 | 1951 | 1950 | 

1960年代↑ | 1950年代 | 1940年代↓

助演女優賞
受賞 ノミネート
1959 ウェンディ・ヒラー
(旅路)
  • ペギー・キャス(メイム叔母さん)
  • マーサ・ハイヤー(走り来る人々)
  • モーリン・ステイプルトン(孤独の旅路)
  • カーラ・ウィリアムズ(手錠のまゝの脱獄)
1958 ミヨシ・ウメキ
(サヨナラ)
  • キャロリン・ジョーンズ(独身者のパーティ)
  • エルザ・ランチェスター(情婦)
  • ホープ・ラング(青春物語)
  • ダイアン・ヴァーシ(青春物語)
1957 ドロシー・マローン
(風と共に散る)
  • ミルドレッド・ダンノック(ベビイ・ドール)
  • アイリーン・ヘッカート(悪い種子)
  • マーセデス・マッケンブリッジ(ジャイアンツ)
  • パティ・マコーマック(悪い種子)
1956 ジョー・ヴァン・フリート
(エデンの東)
  • ベッツィ・ブレア(マーティ)
  • ペギー・リー(皆殺しのトランペット)
  • マリサ・パヴァン(バラの刺青)
  • ナタリー・ウッド(理由なき反抗)
1955 エヴァ・マリー・セイント
(波止場)
  • ケティ・フラド(折れた槍)
  • ニナ・フォック(重役室)
  • ジャン・スターリング(紅の翼)
  • クレア・トレヴァー(紅の翼)
1954 ドナ・リード
(地上より永遠に)
  • グレース・ケリー(モガンボ)
  • ジェラルディン・ペイジ(ホンドー)
  • マージョリー・ランボー  Torch Song
  • セルマ・リッター(拾った女)
1953 グロリア・グレアム
(悪人と美女)
  • ジーン・ヘイゲン(雨に唄えば)
  • コレット・マルシャン(赤い風車)
  • テリー・ムーア(愛しのシバよ帰れ)
  • セルマ・リッター(わが心に歌えば)
1952 キム・ハンター
(欲望という名の電車)
  • ジョーン・ブロンデル(青いヴェール)
  • ミルドレッド・ダンノック(セールスマンの死)
  • リー・グラント(探偵物語)
  • セルマ・リッター(The Mating Season)
1951 ジョセフィン・ハル
(ハーヴェイ)
  • ホープ・エマーソン(女囚の掟)
  • セレステ・ホルム(イヴの総て)
  • ナンシー・オルソン(サンセット大通り)
  • セルマ・リッター(イヴの総て)
1950 マーセデス・マッケンブリッジ
(オール・ザ・キングスメン)
  • エセル・バリモア(ピンキー)
  • セレステ・ホルム(星は輝く)
  • エルザ・ランチェスター(星は輝く)
  • エセル・ウォーターズ(ピンキー)

1940年代の助演女優賞

 | 1949 | 1948 | 1947 | 1946 | 1945 | 1944 | 1943 | 1942 | 1941 | 1940 | 

1950年代↑ | 1940年代 | 1930年代↓

助演女優賞
受賞 ノミネート
1949 クレア・トレヴァー
(キー・ラーゴ)
  • バーバラ・ベル・ゲデス(ママの想い出)
  • エレン・コービイ(ママの想い出)
  • アグネス・ムーアヘッド(ジョニー・ベリンダ)
  • ジーン・シモンズ(ハムレット)
1948 セレステ・ホルム
(紳士協定)
  • エセル・バリモア(パラダイン夫人の恋)
  • グロリア・グレアム(十字砲火)
  • マージョリー・メイン(卵と私)
  • アン・リヴィア(紳士協定)
1947 アン・バクスター
(剃刀の刃)
  • エセル・バリモア(らせん階段)
  • リリアン・ギッシュ(白昼の決闘)
  • フローラ・ロブソン(サラトガ本線)
  • ゲイル・ソンダガード(アンナとシャム王)
1946 アン・リヴィア
(緑園の天使)
  • イヴ・アーデン(ミルドレッド・ピアース)
  • アン・ブライス(ミルドレッド・ピアース)
  • アンジェラ・ランズベリー(ドリアン・グレイの肖像)
  • ジョーン・ローリング(小麦は緑)
1945 エセル・バリモア
(孤独な心)
  • ジェニファー・ジョーンズ(君去りし後)
  • アンジェラ・ランズベリー(ガス燈)
  • アグネス・ムーアヘッド(パーキントン夫人)
  • アリン・マクマホン(Dragon Seed/ドラゴン・シード)
1944 カティーナ・パクシヌー
(誰が為に鐘は鳴る)
  • ルシル・ワトソン(ラインの監視)
  • ポーレット・ゴダード(So Proudly We Hail!/ソー・プラウディ・ウィー・ハイル)
  • グラディス・クーパー(聖処女)
  • アン・リヴィア(聖処女)
1943 テレサ・ライト
(ミニヴァー夫人)
  • グラディス・クーパー(情熱の航路)
  • アグネス・ムーアヘッド(偉大なるアンバーソン家の人々)
  • スーザン・ピータース(心の旅路)
  • メイ・ウィッティ(ミニヴァー夫人)
1942 メアリー・アスター
(偉大な嘘)
  • サラ・オールグッド(わが谷は緑なりき)
  • パトリシア・コリンジ(偽りの花園)
  • テレサ・ライト(偽りの花園)
  • マーガレット・ウィッチャーリー(ヨーク軍曹)
1941 ジェーン・ダーウェル
(怒りの葡萄)
  • ジュディス・アンダーソン(レベッカ)
  • ルース・ハッセイ(フィラデルフィア物語)
  • バーバラ・オニール(凡てこの世も天国も)
  • マージョリー・ランボー(桜草の丘)
1940 ハティ・マクダニエル
(風と共に去りぬ)
  • オリヴィア・デ・ハヴィランド(風と共に去りぬ)
  • ジェラルディン・フィッツジェラルド(嵐が丘)
  • エドナ・メイ・オリバー(モホークの太鼓)
  • マリア・オースペンスカヤ(邂逅)

1930年代の助演女優賞

 | 1939 | 1938 | 1937 | 

1940年代↑ | 1930年代

助演女優賞
受賞 ノミネート
1939 フェイ・ベインター
(黒蘭の女)
  • ボーラ・ボンディ(Of Human Hearts)
  • ビリー・バーク(Merrily We Live)
  • スプリング・バイントン(我が家の楽園)
  • ミリザ・コルジャス(グレート・ワルツ)
1938 アリス・ブラディ
(シカゴ)
  • アンドレア・リーズ(ステージ・ドア)
  • アン・シャーリー(ステラ・ダラス)
  • クレア・トレヴァー(デッドエンド)
  • メイ・ウィッティ(夜は必ず来る)
1937 ゲイル・ソンダガード
(風雲児アドヴァース)
  • ビューラ・ボンディ(豪華一代娘)
  • アリス・ブラディ(襤褸と宝石)
  • ボニータ・グランヴィル(この三人)
  • マリア・オースペンスカヤ(孔雀夫人)